【アメリカ】小学校の先生へのギフト習慣

現地校

アメリカでは、普段お世話になっている現地校の先生にギフトを贈る習慣があります。

もちろん強制ではありませんが、我が家は日頃の感謝の気持ちを込めて、ギフトを贈るようにしています。ギフトと一緒に渡すメッセージカードを英語で書くことや、日本との文化の違いを学ぶことは、子どもたちにとっても、とてもいい経験だと思っています。

今回は、そんなアメリカ(ケンタッキー州)のギフトの習慣についてお話しようと思います。

ギフトを渡す時期

現地校の先生にギフトを渡すタイミングは、12月と5月の1年に2回です。

我が家が最初に先生への贈り物をしたのは、アメリカに来た2019年の12月。クリスマス休暇の前のことでした。

現地校では、クリスマス休暇の前にクリスマスパーティがあります。担任の先生にはそこでギフトを渡す人が多いと聞いたので、我が家もその日に、子どもたちにギフトを持たせました。だけど、特にこの日と決まりがあるわけではありません。

また、5月にはTeacher Appreciation Week(先生に感謝する週)があります。

娘曰く、この時に先生にギフトを渡している人が多かったそうですが、このTeacher Appreciation Day、去年の今頃はコロナで休校だったし、私も最近まで全然知りませんでした。

そんなわけで、我が家はまだギフトの準備をしていなかったので、学校最後の日(ケンタッキー州は5月中旬から夏休みです)までに渡せればいいかな、という感じです。

いずれにせよ、休暇前に渡せるように準備する必要があります。

どんなものをプレゼントする?

かわいいギフト用の商品

ギフトと言っても、何を贈ればいいのか…ここが一番悩むところですよね。

だけど心配はご無用!

毎年11月頃になると、贈り物用の商品がお店にたくさん並びます。マグカップ&コーヒーのセットや、コスメ、ボディクリーム、チョコレートなどなど。

2019年12月に準備したプレゼント

5月は母の日もあるからか、オシャレなパッケージの商品もたくさんあります。ただ、明らかにお母さん向けの言葉が書いてあるものがあるので、選ぶときには気をつけましょう。

私はいつもTJ Maxxで購入しているのだけど、ラッピングされていたり、かわいいパッケージだったりするので、選ぶのも楽しかったりします。

ショップのギフトカード

アメリカでは、スーパーやレントランなどいろいろなお店のギフトカードが、いろいろな場所で販売されています。ギフトカードは、プレゼントにぴったり。金額も$10~$100ぐらいまでいろいろあります。もし贈る相手がよく利用するお店を知っていたら、そのお店のギフトカードをプレゼントすれば間違いなく喜ばれるでしょう。

スターバックスのギフトカードは、スタバに行くと自分で好きな金額をチャージすることができます。(ほかのお店も自分でチャージできるかもしれませんが…)

スターバックスのギフトカード

カードを購入する時にレジで金額を伝えると、チャージしてくれます。この時、カードケースが欲しいと言うと、一緒につけてくれます。

私は、このギフトカードと、他の商品を組み合わせてプレゼントしています。

プレゼントを贈る相手は?

現地校の担任の先生

まず最初に、現地校の担任の先生です。もちろん、娘と息子それぞれの先生に渡します。普段、学校で一番お世話になっていると思うので、担任の先生は外せません。

現地校のESLの先生

英語が母国語じゃない生徒に英語を教えてくれるのが、ESLの先生です。ESLの先生には基本的に毎日お世話になっています。

スクールバスのドライバー

アメリカはスクールバスで通学する人が多いので、毎日安全に送迎をしてくれているスクールバスのドライバーさんにもプレゼントをするといいですね。

習い事の先生

家庭によって様々なようで、学校の先生ほど贈り物をする人は多くないように思います。

水泳をやっている我が家は、基本的に週5日の練習、時々土日の大会、とコーチにはとてもお世話になっています。そのため、娘と息子それぞれのコーチに、クリスマスのみギフトを贈っています。

家庭教師の先生

子どもが小学生ともなると、日本の駐在員の方は家庭教師をつけているご家庭が多いとか。まわりのご家庭が家庭教師の先生にプレゼントしているかは確認したことがないので分かりませんが。

我が家は子ども2人と、私もレッスンを受けているので、年に一度、クリスマスにギフトを渡すようにしています。水泳のコーチと同様、クリスマスのみプレゼントを渡しています。

プレゼントの値段の相場

気持ちなので金額はそれぞれだと思うけれど、相場は$20〜$25程度だと、先輩駐在ママに教えてもらいました。

担任の先生が$25だとしたら、ESLの先生は$20〜$25、ドライバーさんは$20など、普段の関わり方によって、多少の差をつけたりしているようです。

カードを添えよう!

ギフトと一緒に、ぜひメッセージカードを添えて渡しましょう。

アメリカのお店には、バースデーカードやクリスマスカード、ハロウィン、イースターなど、いろいろなイベントのメッセージカードがたくさんあります。お父さんやお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、息子、娘、お友達用など、種類も様々。

これとは別に、カードセットとして何枚かまとめて売られているものもあるので、それを利用してもいいです。もちろん、手作りしてもオッケー!

手さげ袋に入れて渡そう!

プレゼントは、手さげ袋に入れて渡します。

スーパーなどにも売っていますが、Dollar Tree(日本でいう100均)にも、このような手さげ袋やペーパーがあります。

Dollar Treeで購入したギフトバッグとペーパー

ん?ペーパー?と思った方!

日本では馴染みのないこのペーパー、何にどうやって使うのか知らない方も多いと思います。私も初めて見た時は、なんだかよく分かりませんでした。

これはくしゃくしゃっとして、このようにギフトの上に乗せるためのものなんです。

こんなふうにペーパーを使います

確かにこうすると、ちょっと素敵になるかも。

アメリカでは、このようにしてギフトを渡すのが一般的なんだそうです。

我が家の場合(2021年5月)

2021年5月は、このようなものを購入しました。

今回購入したプレゼントの一部

今回は、娘が参加した学校の音楽チームの先生にも。今日の夜に、学校でチームのコンサートがあるので、その時に渡そうと思っています。

さいごに

いかがでしたか?

日本人は意外と知らないアメリカのギフトの習慣をご紹介しました。普段お世話になっている先生たちに感謝の気持ちを伝えたい!という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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