

羽田空港到着後
空港に到着後しばらくすると、まずは飛行機を乗り継ぐ方から降機のアナウンスがありました。実際に乗り継ぎの方がいたのかどうかは分かりませんでしたが、少なくとも私たち家族の横の通路を通って出口へ向かう方はいませんでした。
その後、再度アナウンスがあり、私たちも荷物を持って飛行機を降りました。
コロナ関係の書類手続きや新型コロナウイルス検査があるため、飛行機を出てすぐの所で並んで待つように指示がありました。
書類とアプリの確認、新型コロナウイルスの検査
ここから、怒涛の書類チェックや検査などが行われます。
1.書類チェック①
まず最初に、機内で記入した誓約書や陰性証明書などの確認がありました。どこから来たのか、機内でも記入したのですが、枠外に追加で記入を求められました。我が家はケンタッキー州から来たので、アメリカ・ケンタッキー州と記入しました。
ここで驚いたのが、書類チェックの場がかなり密なこと。飛行機で隣の席に座っているほどの近さで、何組も同時に手続きをする状態でした。
2.新型コロナウイルス検査
次に、唾液採取による新型コロナウイルス検査があります。検査が終わるまでは飲食をしないでくださいと壁には注意書きがありました。検査は、一人ひとり番号が書かれた紙を渡され、その番号のラベルが貼られた容器に唾液を入れるようになっています。
パーテーションで区切られたスペースに家族みんなで入り、自分で唾液を採取します。唾液を出しやすくするため、壁には梅干しとレモンの写真が貼られていました。
3.アプリの確認・インストール
検体を提出してしばらく進むと、今度は必要なアプリの確認が行われます。ここがまたかなりの密。スタッフの方と、同じ便ではなかった別の空港からの入国者が一緒に手続きをしていて、想像以上の人の多さでした。
まずは、接触確認アプリCOCOA、位置情報確認アプリOEL、ビデオ通話アプリMy SOSのインストールの確認、その他いくつかの設定確認が行われました。ここで、使用できるスマートフォンを持っていないと、レンタルになります。娘は13歳以上ですか?と聞かれたので、13歳以上はスマートフォンが必要になるのではないかと思います。
4.メールアドレスの確認
アプリの確認が終わるとまた列に並び、あらかじめ記入した健康確認用のメールアドレスにちゃんとメールが届くかのチェックがあります。スタッフの方がメールを送信してくれるので、届いたメールを見せて確認が終わります。
5.書類チェック②
その後にまた書類(もうこのあたりから、何の書類だったのかすら記憶が定かではありません…)を確認され、さらに進むように指示されました。
次の確認場所では、代表者1人で大丈夫との事だったので、旦那にお任せをして、子どもたちと離れた場所で待機していました。ここでどんな事を確認されたのか詳細は分かりませんが、特に不備があったわけではないですが、かなり待ちました。ただ、私たちより後から来た人がどんどん先へ進んで行ったので、おそらく我が家の運が悪かったのだと思います。
新型コロナウイルス検査の結果
最後に、検査結果の待機場所へ向かいました。ここで、政府指定の宿泊施設へ向かう人と、自宅やその他の場所は向かう人が、別々の待機場所へ案内されます。
政府指定の宿泊施設へ向かうのは、変異株流行地域に指定されている場所に滞在歴がある場合ですが、ケンタッキー州や前泊したシカゴがあるイリノイ州は変異株流行地域に指定されていないでの、我が家は自宅へ戻ることができました。
検査結果待ちの待機場所では、電光掲示板に番号が表示されています。検査の時に受け取った個人の番号が家族全員分表示されたら、スタッフのいるにカウンターに行き、検査結果を教えてもらいます。
我が家は全員、陰性でしたが、陽性でもここで知らされるのだろうか?とちょっと疑問に思いました。他の人も待機しているこの場所で陽性ですって言われたら、なんとなく嫌だな、、、
無事に陰性だと分かると、ようやく入国審査へ向かう事ができます。
入国審査と税関
入国審査は混雑もなく、いつも通りパスポートを持って、すぐに通過することができました。
税関では、本帰国なのかと聞かれて一時帰国だと答えたら、段ボールを持っているのを不審に思われたのか、中は何ですか?と口頭で確認をされました。
日本滞在中も補習校の宿題やテストをしなければならないし、小学校にも通うので、段ボールには教科書やランドセル、お菓子を詰めていましたが、確かに、段ボールを持ってる人は見かけなかったですね。笑
こうして我が家は、あらかじめ義両親に空港の駐車場に停めておいてもらった自家用車で、自宅へ帰りました。
さいごに
アメリカからの入国の流れ(2021年5月23日現在)を覚えている範囲でざっと書いてみましたが、羽田空港到着から税関を通過するまで約3時間かかりました。
長時間フライトのあとに、荷物を持って移動しながらの手続きは、なかなか大変です。とりあえず手続きに時間がかかるので、これから入国される方は、手荷物はできるだけ軽くしておくといいと思います。
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