【アメリカ旅行】コロラド州 ロッキーマウンテン国立公園①

国立公園

2021年9月、Labor Day(レイバーデー)の連休を利用して、コロラド州のロッキーマウンテン国立公園(Rocky Mountain National Park)へ行きました。

今回は、そんなロッキーマウンテン国立公園への子連れ旅行(娘12歳、息子9歳)についてご紹介したいと思います。

ロッキーマウンテン国立公園とは

ロッキーマウンテン国立公園(Rocky Mountain National Park)は、コロラド州のデンバーから車で約2時間、ロッキー山脈の大自然を満喫できる国立公園です。

東のゲートシティ・エステスパーク(Estes Park)と、西のゲートシティ・グランドレイク(Grand Lake)から訪れることができます。

公園を横断するトレイル・リッジ・ロードは、通り抜けできる舗装道路としては全米最高地点(3713m)を通り、ロッキー山脈の絶景を楽しむことができます。

ロッキーマウンテン国立公園の入園料

アメリカの国立公園は、無料の場所もありますが、ほとんどは入園料がかかります。

ロッキーマウンテン国立公園の場合、車1台の1デイパス$25、ロッキーマウンテン国立公園の年間パス$75、アメリカ国立公園の年間パス$80(2021年9月現在)となっています。

また、2021年9月現在、コロナの影響で、パークへの予約が必要になっています。

予約は「Bear Lake Rd Corridor+Full Park Access」と「Park Access(Excludes Bear Lake Rd Corridor」の2種類があり、前の月の1日から予約が開始されます。2種類の違いは、ベアレイク周辺に入れるか入れないかです。

「Bear Lake Rd Corridor+Full Park Access」 は、5時~18時まで予約が必要で、この間2時間おきに予約枠があります。「Park Access(Excludes Bear Lake Rd Corridor」 は、9時~15時まで予約が必要で、この間2時間おきに予約枠があります。どちらのチケットも、予約した時間から2時間以内ならいつでも入ることができます。また、この時間外あれば予約なしで入ることが可能です。

この予約の際に$2の手数料がかかり、これとは別にパークの入園料が必要になります。

事前に予約が取れなかった場合、毎日17時~、翌日分のみ少数の予約枠が解禁されます。休日の特に早い時間の予約は争奪戦なので、予約時間と同時にアクセスすることをおすすめします。

もし予約が取れなくても、予約が必要な時間外であれば入ることが可能なので(パークは24時間入園可能)、上手くプランを立てれば十分に楽しむことができます。

ロッキーマウンテン国立公園での服装

私が訪れたのは9月上旬のレイバーデーの連休です。

ロッキーマウンテン国立公園は標高が高いこともあり、9月上旬の朝夕はかなり冷え込みます。最低気温は一桁で、空気も冷たいので、厚手の上着は必須でした。

日中は気温も上がり15℃〜18℃あたりでしたが、陽の当たらない場所は少し寒かったりするので、薄手の上着もあると便利です。

また、陽射しが強いので、帽子やサングラスもあればベターですが、わざわざ新たに購入してまでは必要ないと思います。

旦那はダウンジャケット、私と子どもたちは長袖のTシャツに裏ボアの上着、ウィンドブレーカー(急な雨に備えて、撥水のものがあると便利です)を持って行き、寒い時は上着を2枚重ねで着ていました。

エステスパークの街は、日中は半袖でいいほど暑かったです。

この時期の服装はなかなか難しいですが、気温にあわせて調節できる服装で行くことをおすすめします。

デンバー国際空港とレンタカー

ロッキーマウンテン国立公園へアクセスしやすいのは、車で約2時間のデンバー国際空港(DEN)です。

私たちが出発したテネシー州ナッシュビル国際空港とデンバーは、1時間の時差があります。約3時間のフライトでしたが、デンバーに到着すると1時間、時間が戻ります。

本当は18時ナッシュビル発、20時09分デンバー着のフライトだったのですが。何かトラブルがあったのか、2時間遅れの出発となり、デンバーに到着した時にはもう22時を過ぎていました。

デンバー国際空港に到着後、とても困ったのが預けたスーツケースの受け取りでした。Baggage Claimの文字を追っていくと、辿り着くのは電車の乗り場。どうやらデンバー国際空港には、出発&出発ゲートがあるA〜CのGateとTerminalがあり、荷物は全てTerminalに到着することが分かりました。Terminalへはこの電車で移動できるのですが、スーツケースが別のターミナルに届くなんて初めての経験だったので、ここでアタフタ。

無事にスーツケースをピックアップしたあとは、レンタカー会社のシャトルバス探し。今回はじめて、アメリカでレンタカーを利用しました。デンバー国際空港から近いHertzとうい会社のレンタカーです。空港からシャトルバスで5分ほどだったと思います。

受付けをすませて車に荷物を詰め込み、ゲートをくぐって、この日の宿泊ホテルへ向かいました。

Horseshoe Park(ホースシュー・パーク)

早朝の方が野生動物に遭遇する確率が高いのではないかと思い、私たちは6時にはロッキーマウンテン国立公園へ着くようにホテルを出発しました。

この時(9月4日)の日の出時間は6時30分頃でしたが、6時頃には空が明るくなりはじめていました。この時間には、すでに多くの観光客の姿がパーク内にありました。

Horseshoe Park(ホースシュー・パーク)は、朝夕にエルクやビッグホーンシープに出会いやすいとガイドブックに書いてあった場所です。

そこで早速、エルクを発見!

ちょっと遠いけど、3頭。そのうちの2頭が角を突きあわせて戦っていました。

私たちがホースシュー・パークで見た動物は、このエルクたちだけでした。

Trail Ridge Road(トレイル・リッジ・ロード)

ホースシューパークから西へ向かって、Trail Ridge Road(トレイル・リッジ・ロード)が、パーク内を横断しています。

そのトレイル・リッジ・ロードをドライブしながら見た朝焼けが、とってもきれいでした。

刻一刻と移り変わっていく空の色を眺めながらのドライブなんて、贅沢ですね。

どんどん高くなっていく標高。冒頭でもご紹介しましたが、通り抜けできる舗装道路としては全米最高地点(3713m)を通るので、体を慣らす目的もあり、途中、Forest Canyon Overlookに立ち寄りました。それでも、すでに標高は高いです。

トレイル・リッジ・ロードには、このような絶景ポイントがいくつもあるので、時間があれば立ち寄ることをおすすめします。同じ場所でも、時間帯によって山の見え方が違います。

ドライブしている間に、すっかり空も明るくなりました。

本当に雄大な景色で、とにかく空気が気持ちが良い。寒いことも忘れて、ずっとここに居たくなります。

さらに西の方へドライブを続けると、途中でエルクに遭遇しました。

さらにまた別のエルクも。大自然の中を悠々と歩く姿と立派な角が本当にカッコいい。

こうして同じ空間にいることが、現実じゃないような、なんだか不思議な感覚です。

さらにトレイルリッジロードを走り、Colorado River Trailhead(コロラド・リバー・トレイルヘッド)へ向かう途中、湖のほとりに何やら動物の姿を見つけました。

ちょうど駐車場があったので、車を降りて見に行ってみたら、どうやらムースのようでした。

私は、ムースといったら立派な角のイメージだったので、何の動物??といった感じでしたが、娘が「あれはムースだよ」と。さすが、動物好きの娘の知識には敵いません。

ここにもトレイルがあるようでしたが、私たちの目的はもうすこし先。

道路わきにミュールジカがいました。車の中から手を伸ばせば届くほどの近距離。親子かな?

子鹿ちゃんは少しビクビクしている様子でしたが、お母さんの方は人間に慣れているのか、こちらを気にもせずお食事。ムシャムシャしている音まで聞こえてきました。

もうすこしで目的地のコロラド・リバー・トレイルヘッドですが、到着してからのことは、ロッキーマウンテン国立公園②で書こうと思います。

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