アメリカにはいろいろな種類のソーセージがあるけれど、日本のものとは食感が全然違って、パリっとしていません。そして、どれもしょっぱい。
食べなくても何とかなるけど、やっぱり食べたくなるし、お料理に使いたい時もある。
そこで、日本から持ってきたソーセージ作りの道具を使って、手作りすることにしました。日本では数回しか使わなかったこの道具が、まさかここアメリカで活躍する日がくるとは…!
作りながら写真を撮っていたので、うっかり写真を撮り損ねてしまった部分もありますが、、、
我が家の手作りソーセージの作り方をご紹介したいと思います。
ソーセージ作りの材料
材料
豚挽き肉…400g
塩漬け羊腸(今回購入した142gの羊腸で、豚肉約5kg分のソーセージができます)
玉ねぎ(すりおろし)…15g
塩…小1
こしょう…小1
ナツメグ…少々
ガーリックパウダー…お好みで
砂糖…小1
氷水…60g
【チョリソーの場合】
チリパウダー…お好みで
パプリカパウダー…お好みで
【チーズソーセージの場合】
ピザ用チーズ…お好みで
今回使用したシーズニング
私がソーセージ作りで使用しているチリパウダーです。もちろん、同じものじゃなくても大丈夫。私も毎回これを使っているわけではありません。
いろいろと試して、お好みのものを探すといいと思います。

ナツメグ、チリパウダー、パプリカ(もう全部使いきってしまいましたが…)です。
アメリカはシーズニングが豊富なので、お好きなメーカーのものを選ぶといいと思います。次に作る時は、このチリパウダーを使ってみようと思っています。

ソーセージ作りの道具
道具
フードプロセッサー(手でこねてもOK)
大きめのボウル
絞り袋(ソーセージ用)
口金(ソーセージ用)
ハサミ
ハンガー(ソーセージを干せれば何でも)
お鍋(ソーセージを茹でるため)
ソーセージの作り方
1.羊腸を水にさらす
塩漬けにされている羊腸(ケーシング)を、まずは軽く洗い流し、水を張ったボウルにつけて塩抜きをします。絡まらないように注意し、腸の端を探しておくといいです。
羊腸は、近所のスーパーにはないので、我が家はネットで注文しています。

この羊腸、長いものもあれば、わりと短めのものもあったりするのですが、量は多いです。これ1パックで豚肉約5kg分のソーセージが作れます。
ブロック肉から豚挽き肉を作る場合
日本だったらスーパーで豚挽き肉を買ってくればいいのですが、残念ながらアメリカの挽き肉は脂が少ないのか、パサパサの仕上がりになってしまいます。
そのため、私は豚の骨つきの大きなブロック肉を買ってきて、骨から肉を切り落とし、それをフードプロセッサーでミンチにしています。

かなーり面倒な作業だけど、その方がジューシーに仕上がって、断然美味しいです!ソーセージに限らず、ハンバーグや餃子の種を作る時にもそうしています。
2.お肉を混ぜる
お肉と一緒にその他の材料を全てフードプロセッサーに入れて、スイッチオン!
手でこねてもいいですが、手の熱で脂が溶けてしまうので、フードプロセッサーがおすすめ。それと、手でこねるには結構なパワーと体力が必要。フードプロセッサーで混ぜると、とても簡単にできます。
ブロックからミンチにする場合も、手でこねなくていいように、フードプロセッサーでしっかり混ぜておきます。
手でこねる場合は、氷水を張ったボウルにつけるなど、お肉の脂が溶けださないようにしましょう。
今回は、プレーン、チーズ入り、チョリソーの3種類を作りました。
こちらがプレーン。

チーズ入りは、ちょっと色が薄め。

チリパウダー入りは、もう色が違います。でもチリパウダーの色というより、パプリカパウダーの色ですね。

3.絞り袋に羊腸をセット
お肉の準備ができたところで、水にさらした羊腸を絞り袋にセットします。
こちらが、絞り袋と口金。

腸の端っこを見つけて口金につけ、それをちょっとずつ上に手繰り寄せていきます。腸は水にさらしたままの方が扱いやすく、絡まりづらいです。

もう片方の端っこまで手繰り寄せたら(腸が長すぎるようであれば、途中でカットしても大丈夫)、絞り袋の中にお肉を詰めます。お肉を入れたら、空気を抜くために少し絞り出します。
4.お肉を絞り出す
空気が抜けたら、腸の端を結び、お肉を絞り出していきます。この作業は2人でやると効率も良く、やりやすいのでオススメ。
絞り出す時にあまり強く押してしまうと、詰めすぎて腸が破けてしまいます。反対に、少ないとヒョロヒョロのソーセージになってしまうので、程よく。これは慣れてくると、感覚が分かってきます。
腸の端が少し残るところまで詰めたら、腸を結びます。ギリギリまで詰めてしまうと結べなくなってしまうので要注意。

ここから、ねじる→乾燥→茹でるという工程へ進んでいきますが、それはまた別の記事でご紹介したいと思います☺︎

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