【アメリカ旅行】アリゾナ①モンテズマ・キャッスル国定公園

国立公園

今回ご紹介するのは、11月下旬のアリゾナ州4泊5日(機内1泊)子連れ旅行です。

フェニックス・スカイ・ハーバー国際空港からパワースポットで有名なセドナを中心に、モンテズマ・キャッスル国定公園ウォルナット・キャニオン国定公園、サガロ国立公園、オルガン・パイプ・カクタス国立公園にも足を運びました。

まずは、最初に訪れた モンテズマ・キャッスル国定公園について書いていこうと思います。

モンテズマ・キャッスル国定公園とは

Montezuma Castle National Monument(モンテズマ・キャッスル国定公園)は、ネイティブ・アメリカン、シナグア族(Sinagua)が崖の上に建設した、5階建て20部屋の居住跡です。1050年頃から建設が始まり、1400年頃には移住のため放棄されたのだとか。南向きの断崖が、冬はあたたかく、夏は涼しい環境を作り出し、毎年起こる洪水の被害から守ってくれたと言われています。

モンテズマ・キャッスル

Phoenix Sky Harbor International Airport(フェニックス・スカイ・ハーバー国際空港) からレンタカーで1時間40分ほどで、モンテズマ・キャッスルに到着しました。

ビジターセンターまでは無料で入ることができますが、そこから奥の遺跡へ行くのに、大人(16歳以上)1人$10の入園料が必要になります。

我が家はここのビジターセンターで、アメリカ国立公園の年間パスポートを購入しました。年間パスポートは$80。ここモンテズマ・キャッスルのように個別に入園料が必要な場合は大人4人まで、車両で料金ゲートを通過できる公園では車両1台(大人何人でも)が、この年パス1枚で入園できるようになります。国立公園によって料金は異なりますが、1年間で有料の国立公園を数か所まわる予定があるなら、年パスがお得です。

ここでパスポート見せて、遺跡の方へ。

すぐに、遺跡だと思われる崖が右手に見えました。

奥へ進んで崖を見上げると、居住跡がありました。保存状態が良い居住跡の一つだと言われているだけあって、はっきりと形が残っています。

5階建て20部屋だったらしいけれど、中はどんな感じだったのか気になります。

よく居住地を建設したな~と、感心するほどの断崖でした。

11月も終わろうとしているけど、このあたりはまだまだ暖かく、とても過ごしやすい陽気でした。

隣にはもう一つ大きな居住地があったそうですが、残念ながらこちらはきれいに残っていません。

このような案内板がいくつもあって、この場所の歴史を教えてくれます。

今は穏やかなこの川が、当時氾濫して洪水を起こしていたBeaver Creekです。

しばらく歩くと、ミニチュア模型がありました。先ほど気になった建物の中は、こんな感じで部屋が分かれていたようです。現在のマンションのようなものですね。

南の地域らしいサボテンが可愛いです。

遺跡はそれほど大きなものではないので、ゆっくり見て所要時間30分ほどでした。

遺跡を見たあとは、ビジターセンターへ。

ビジターセンターには、展示とショップがあります。

私はここで恒例のピンバッジとマグネットを購入しました。

このあと、車で1時間ほどの場所にあるウォルナット・キャニオン国定公園(Walnut Canyon National Monument)へ向かいますが、その時のお話はまた別の記事で書こうと思います。

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